K・K(6月1週目)
今回は仕事のことから離れて休日のことについて書いてみようと思います。
入社して間もない頃の休日は、ほとんど家の中で過ごしていました。平日の疲れを癒やし、溜まった家事を片付けるためでもありましたが、何より私は映画や本が好きなので、一日中部屋に閉じこもっていても苦ではありませんでした。むしろ、そのような静かな休日こそ理想的だと思っていました。しかし不思議なことに、そうして何事もなく過ごした日の夜ほど寝つきが悪いのです。こうしてそのつけを翌日払うことになります。それは考えてみれば当然のことで、体はすでに休まっているから布団に入っても眠りが訪れないのです。つまり、いい睡眠をとるためには疲れた方がよいのでしょう。
そう思った私は先日、日帰りで少し遠出をしました。梅雨前であり猛暑にもまだ早い、出かけるにはちょうどよい季節でした。博物館と温泉に行って美味しいものを食べました。博物館では、小さい子が剥製を見る度に親に向かって「死んじゃったの?」と聞いていました。親はそのたびに「そうだよ、死んじゃったんだよ」と、少しも面倒くさそうな顔をせず答えていました。たぶん僕が仕事でする質問も先輩方にとっては当たり前のことだと思うのですが、丁寧に教えてくれるのでその分成長出来ているんだなと、その何気ない光景を見て思いました。
その日はすぐに眠れました。程よく疲れたいい旅でした。

